猫のそうなんだ

「猫のエサ」原材料について知っておきたいこと。

猫の餌はたくさんの種類があります。
価格も様々で、使われている原材料も様々です。
どういったものが良いのか、どういったものが良くないのかを紹介します。

グルテンフリーの物が良い

グルテンフリーとは、小麦、大麦、お米などのイネ科の穀物を含まないもののことです。
猫には穀物に含まれる「植物性たんぱく質」を消化する酵素を持っていないため、たくさん食べると体に蓄積されてしまい、アレルギーを引き起こす原因になります。
そのため餌にはグルテンフリーのものを選ぶと安心です。

たんぱく質の高い物が良い

猫の餌には高たんぱく質のものがよいとされています。
特に子猫のうちは体を作るためにさらに高たんぱく質のものを与えるとよいです。
猫は肉食動物ですので、肉や魚など動物性たんぱく質をとることが大切です。
良質な肉や魚を使っている高たんぱく質の餌を選ぶことをお勧めします。

4Dミートが使われている物は良くない

ミール(肉類を乾燥させて粉上にしたもの)にはどんな肉を使っているのかが見た目でわからないため注意が必要です。
原材料に「ミートミール」と表示されている物には4Dミートが使用されている可能性があります。
★4Dミートとは
・Dead(死んだ動物の肉)
・Diseased(病気の動物の肉)
・Dying(死にかけた動物の肉)
・DisabIed(障害のある動物の肉)のことです。
原材料には内容量の多いものから順に書かれているため、始めのほうにミートミールと表示されているものは避けたほうがよいと思われます。

大豆の使われている物は良くない

大豆は猫の胃や腸の中で異常発酵してしまい大量のガスを発生させてしまいます。
このガスが血管を圧迫して脳に酸素がいかなくなってしまい、ひどい場合ショック死してしまうなど命にかかわるほど危険な食品です。
猫の餌にかさましのために入れられていることもありますので原材料の表示をみて入っていないものを選ばなくてはいけません。

酸化防止剤の使われている物は良くない

餌が酸化すると有害物質が発生したり味が落ちたり、栄養が損なわれたりしてしまいます。
それを防ぐために使われる酸化防止剤には「人工」のものと「天然」のものがあり、「人工」のものには発ガン性があるなど体に悪いものが使われているため注意が必要です。
ただし、酸化防止剤は餌を毎日食べたとしても健康に影響のない量しか使われていないので必ずしも危険というわけではないのですが、できれは「天然」のローズマリーなどを使った酸化防止剤を使っているものを選ぶと安心です。
また、「人工香料」「着色料」は餌を美味しそうに見せたり、美味しそうな匂いをさせたりするためのもので、猫には必要のないものですので使われていないものを選ぶのもいいと思います。

プレミアムフードを選ぼう

プレミアムフードとは、上記したような危険な原料がほぼ使われていない餌です。
グルテンフリーであったり、保存料、酸化防止剤がほとんど使われていないなど、人が食べても問題ないほど質のいい原料を使って作られています。
栄養のバランスもしっかりと考えられているものが多く、大切な猫の健康を考えればプレミアムフードを選ぶことをお勧めします。

まとめ

市販されている猫の餌にはいろんな種類があり、味や、見た目、固さ、もちろん値段も様々です。
大切な猫が長生きできるよう、できるだけ質のよい、体にいいものを食べさせてあげたいですよね。
我が家の猫は有難いことにどんな味や固さでも食べます(*´∇`*)が、猫によっては好き嫌いがあり食べない餌もあると思います。
餌を選ぶ際には原材料をしっかりと見て危険なものが入っていないかを確かめ、さらに猫の気に入る味などを考慮して、猫に最適な餌を選んであげたいですね。