電子タバコも猫に有害なのか
猫の体に悪影響を及ぼすものとしてたばこはもちろんですが、電子タバコ(IQOSやプルームテックなど)はどうでしょうか。
答えは有害です。
電子タバコの何が有害なのか
何が悪影響かというと、電子タバコのリキッドの原料であるプロピレングリコールです。
人や犬には無害?なのですが、猫には有害のため、プロピレングリコールを使用したキャットフードの製造・販売も禁止されているそうです。
猫ちゃんが、プロピレングリコールを吸い込んだりしても、すぐに病気になる、すぐに死んでしまうということはないのですが、摂取し続けると「免疫介在性溶血性貧血」などの病気になる可能性があります。
免疫介在性溶結性貧血とは
免疫介在性溶血性貧血とは、免疫の異常によって赤血球が破壊され貧血になってしまう病気です。
猫がかかることは少ない病気ですが、電子タバコのリキッドの原料となっているプロピレングリコールを体内に取り込むことで発症する可能性があります。
有害物質を摂取させないために
電子タバコを吸った後の手や服で猫ちゃんをさわったり、だっこしたりすると、猫ちゃんの体にプロピレングリコールが付着し、グルーミングによって体内に取り込んでしまうので気をつけなくてはいけません。
これから、猫ちゃんを飼おうとお考えの方で、たばこや電子タバコをご使用中の方は、猫ちゃんに苦しい思いをさせないよう注意が必要ですね。