人間だけでなく猫（ペット）も台風や地震や火災など災害が起こった場合、避難しなければならない事態になるかもしれません。
この記事では猫用の災害グッスをまとめてみました。
ポータブルゲージ
災害時には避難場所で他の方に迷惑のかからないように猫をゲージにいれておく必要があります。
ポータブルケージはキャリーケースを使ってもいいのですが、軽くて折り畳んで持ち運べるものも市販されていますので購入を検討してみるのもいいかもしれません。
そして、普段から少しの時間でもポータブルゲージにいれてみたり、匂いをつけておいてあげると避難して、いつもと違う場所での生活で少しでもストレスを減らしてあげることができるし安心してじっとしていてくれれば泣き声で回りの方に迷惑をかけてしまうこともありません。
キャリーケース
キャリーケースは普段から病院に連れていくときに使っているものでも大丈夫ですが、できれば災害時には軽くて持ち運びやすいものやリュック型のキャリーケースがよいです。
リュック型であれば、避難の時に両手が使えますので飼い主さんも安全に行動することができます。
普段から使っているものであれば匂いがついていて猫も安心して入っていてくれるので、これから購入をお考えの方はリュック型も検討してみてはどうでしょうか？
ポータブルトイレ・砂・シート
ポータブルトイレは、小さいサイズのカゴのようなもので代用します。
上記したポータブルゲージとセットで売られているものもあります。
避難場所はあまり場所が広くないでしょうし、ゲージから出せない場合もありますので、ポータブルゲージの中に収まるサイズのトイレがいいです。
さらに、砂や、ペットシーツも持ち運べる量だけに分けて災害用にしておくといざという時に慌てずにすみます。
猫用の水
猫用の水はたくさんでなくていいので用意しておくと良いです。
災害時には飼い主さんの分の配給しかもらえない場合もあるかもしれません。
それすらままならない場合もあります。
猫が脱水になってしまわないよう、負担にならない量でいいので用意してあると安心です。
キャットフード
キャットフードは普段から食べているもので食べさせやすいドライフードがおすすめです。
食べる量を前もって計っておいて5～7日分ほど小分けにしてすぐに持ち運べるように準備しておくと安心です。
避難場所でストレスがかかると食べなくなることもあるので、できるだけ普段のお気に入りの味のものをいくつか用意しておくと良いです。
餌入れ
餌入れは普段使っているものだと大きかったり重かったりするので、できるだけ軽くて小さい持ち運びやすいものが良いです。
陶器やガラスの素材のものは割れてしまう可能性がありますので避けた方が良いです。
災害時は餌入れを洗うことも難しい場合があるので、汚れを拭き取りやすい素材のものをおすすめします。
ビニール袋・ウェットシート
ビニール袋やウェットシートは汚れたものを拭いたりうんちを片付けたりするのに必要です。
ウェットシートは猫の顔や体を拭いたりすることもあるので刺激の少ないノンアルコールのものも用意しておくといいです。
ビニール袋はうんちを片付けるときに使います。匂いのもれないビニール袋も売っていますので用意しておくと良いです。
回りの方に迷惑にならないよう配慮が必要です。
まとめ
上記したものは避難の時に最低限必要なものです。
避難となればもちろん私たち人間も必要な避難道具を持ち運ばなくてはいけません。
猫の避難道具は負担にならないようにできるだけコンパクトに持ち運べるように事前に準備しておくと安心です。
もし余裕があれば、上記の物の他にも普段から遊んでいるおもちゃやおやつを持っていくと、いつもと違う雰囲気に相当なストレスがかかる猫にとっての癒しになるかもしれません。
さらに、持病のある猫は必ず薬や病院の診察券などが必要になるのですぐに持ち出せるように準備が必要です。
災害時には飼い主さんも慌ててしまいます。
いざという時に冷静に避難できるように飼い主さんの避難道具と猫の避難道具を１ヶ所にまとめておき、避難する時のイメージトレーニングをしておくことが大切です。